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 気軽に子どもからご老人まで乗ることができるのに現状の車社会では走りにくい自転車で、風光明美な日間賀島の封鎖された外周道路を4時間周回するスポーツイベント「市民サイクルパラダイス in 日間賀島」を2003年より毎年主催しています。最小年齢5才から最高年齢68才までの参加されたみなさん(参加者平均1,500名)の笑顔と支持をいただき、さらにNHKをはじめとする各テレビ局に取材いただき、放送された影響は、私たちの「自転車の活用」に対する思いと「自転車に乗る楽しさ」が多くの人に伝わりました。

 東京・大阪・京都で活動中の各団体代表と、国土交通省・愛知県・名古屋市の行政担当の方々を招き、市民とともに名古屋市各方面を4時間調査走行していただき、「道」のワークショップを開催しました。さらに「そうだ!自転車で行こう!!」というテーマでシンポジウムを名古屋ナディアパークホールで開催し、自転車や道について意見交換をしました。また、若いファッションデザイナーの作品によるデザインコンペ「街で乗る自転車ファッションショー」も開催。自転車のあるライフスタイルの提案をしました。

 東名高速道路、中央自動車道、東海北陸自動車道、名神高速道路を結ぶ東海環状自動車道が開通する前に、国土交通省・日本道路公団・関係市町のバックアップのもと、総長37km区間での高速道路往復サイクリングを開催しました。東海三県のみならず、関西、北陸、関東からも多くの参加者が3ヶ所のインターチェンジからスタートしました。道路開通前にこれだけの距離の自転車走行は「最初で最後」との声をいただきました。また参加費の一部を「あしなが育英会」に寄付をいたしました。

 国土交通省名古屋国道事務所、瀬戸市、尾張旭市、長久手町の行政機関と市民のご協力をいただき、2市1町をくまなく自転車で走り、ワークショップ開催して自転車の視点から見た「道路」に関する長所・短所を調査しました。この後、市民調査員としてたくさんの方々からパソコン入力していただき調査を継続して、自転車マップVOL.1を制作しました。その後、市民・自転車フォーラム独自でVOL.2名古屋市東部・日進市版を制作。現在VOL.3として名古屋市北西部を市民とともに調査・ワークショップを随時開催継続中です。さらに名古屋市全域のマップ制作の完成をめざし、調査を続行しています。

 愛知万博が開催されるにあたり、会場までのアクセスに自転車の活用を私たちは提唱してきました。愛・地球博の「環境を大切にする趣旨」に基づき、開催前には松坂屋本店前から長久手町までメッセージ走行もいたしました。開催中は地下鉄藤が丘駅前にておよそ100台をレンタサイクルし、延べ5,000名の方がアクセスとして利用され、自転車の快適さと有効性を実感いただきました。また、各マスコミにも紹介され、「自転車の在り方」を問うきっかけづくりにもなったと思います。
 愛・地球博閉幕後、レンタサイクルの子ども用自転車9台を有効利用していただくために名古屋市児童福祉施設「若松寮」に寄贈しました。子どもたちの笑顔が私たちの活動の新たなステップとなっています。また2005年10月7日には、名古屋市長から感謝状をいただきました。

  愛・地球博瀬戸会場「愛知県パビリオン」にて自動車1台の専有面積に対して、同面積での自転車の駐輪台数・CO2排出量・名古屋市内の移動平均速度を比較する展示をし、多くの方に共感をいただきました。また自転車マップも開催全期間、常設展示されました。
日間賀島にて

市民自転車フォーラム
〒461-0001
名古屋市東区泉1-1-27 パークサイド村本ビル
TEL052-953-5166 FAX052-953-4828

■理 事(代表)
 木村 雄二
 株式会社企画室雄 代表取締役
■理 事
 後藤 康之
 株式会社G.ワークス 代表取締役
■理 事
 芦葉 和明
 
株式会社オーツー 専務取締役
■理 事
 原 啓祐
 株式会社ハラキン 代表取締役

■理 事
 杉浦 正明
 
株式会社富士コミュニケーションズ 専務取締役
■理 事(会計)
 一柳 泰樹
 株式会社一柳葬具総本店 専務取締役


会員総数:約70名

〈会員の主な職種〉
建設会社、医師、国家公務員、新聞社、不動産管理会社、グラフィックデザイナー、機械設計、医療事務、運送会社、照明会社、プロショップスタッフ、インダストリアルデザイナー、自動車部品製造、教師、ピアニスト、商社会社員 等
さまざまなメンバーで構成しています。

 

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